【お知らせ】法律時報に寄稿しました。
法律時報2017年1月号(89巻1号)の
「特集 独占禁止法の現代的課題」
という特集に
「裁量型課徴金制度と確約制度に関する独占禁止法改正について」
という論文を寄稿させていただきました。
とても歴史のある法律専門誌に執筆させていただけて、たいへん光栄でした。
わたしの論文はタイトルのとおりの内容なのですが、今回は解釈論を論じるでもなく、判例評釈をするでもなく、まして実務のポイントを解説するでもなく、ほとんど純粋な政策論です。
こういうものをわたしに書く資格があるのか(世の中に何か付け加えることができるのか)、われながら心もとないのですが、せっかくの機会ですので、普段感じていることを手掛かりに、頭をひねりながら書き上げました。
おかげさまで編集者の方からは、「脚注まで読みごたえがある」とのお言葉をいただきました
論文というのは人に読まれないと意味がないですが、とくにこういう政策論を論じるものは読んでもらえないとさみしいものがあるので(解釈論は「自分は正しいことを言っているのだ」というだけで一種の満足感があるのですが)、このテーマにご関心のある方は、読んでいただけるとうれしいです。
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