【お知らせ】『ビジネス法務』2月号に景表法の論文を執筆しました
2015年2月号の法律専門誌『ビジネス法務』の、「課徴金導入決定! 表示の注意点を再点検」という特集に、「食品・外食」というテーマで執筆しました。
特集は業界別になっていて、ほかには、「ウェブマーケティングにおける表示の問題」とか、「不動産」とか、「ヘルスケア」とか、「広告」とか、それぞれの業界の方には興味深いのではないかと思われます。もちろん、消費者庁の方の改正法解説もあります。
今回あらためてメニュー表示ガイドラインとパブコメ回答を丹念に読み込んでみましたが、原案からも相当変わっている上に、一般化するとけっこう問題の多いことをこのガイドラインは言っているのではないかという思いを一層強くしました。
「表示の注意点を再点検」という特集の小見出しのイメージからは少し外れるかもしれませんが、この論文を読んでいただければ、素朴な常識だけに従っていたのでは景表法対策は不十分であることがご理解いただけるのではないかと思います。
食品・外食の業界の方はもちろんですが、その他にも、きらびやかな表示で消費者を引き付ける傾向のある業界や、イメージで売り込む商品役務の業界の方々は、自分の業界に当てはめると、「こんな表示もダメなのか?!」という疑問がけっこう湧いてくるのではないかと思います。
ご興味のある方はぜひご一読ください。
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